階段を上ると日差しがさす結婚式場。見学の際にこの雰囲気の良さを感じ取り、ここの階段にはこの絵を置きたいとすぐ思い立ちました。手作りの油絵を飾ることで、とても包み込まれたような雰囲気を醸し出し、そしてこの魚釣りをしているくまのぷーさんとその横にちょこんと座っている雰囲気が私たちらしいということで、この絵に決定したわけです。誰もが、うちの夫婦らしいなと思ったと思います。そのくらい時間が止まっているかのようなのんびりした感じが伝わってくる絵なのです。私も今でもこの絵を見ると私たちらしいと思う程です。のんびりだけ？ではないのですが・・(笑)

最初、趣味のモノを飾ろうということでサーフィンを置く予定だったのですが、会場への持ち運びにリスクがあり、そして大きいので何かあって壊れてしまったらという配慮もあり、結婚式会場側でもあまり推奨してはおらず、絵だったら今後、自宅に飾ることもできるし2次利用が利くからということで、会場のスタッフの方と相談しながら進めました。魚釣りの世界から何が始まるかということにワクワクし、そして何が釣れるのか、どんな世界が広がっているのかをイメージさせるにはちょうどよい絵でした。シンプルでさりげなく、を常に意識しながら会場全体の雰囲気を作り上げていきました。また、箱に関してもわざと転がしてみたり、いろんな角度から考えたりして試したりして、ただ単に飾るだけでなく来てくださった参列者の方にドキドキさせられるかなと想像しながら置くことも楽しみながら作り込んでいきました。

会場の雰囲気によっては、置くものを変えていたかもしれません。日差しで光にあふれた会場だったからこそ、自然のイメージが強かったのかもしれません。

結婚式後も家に飾っていますが、それを見ると原点に戻るといいますか、穏やかな気持ちになります。やはり思い出深くするにも手作りのものを置くというのはその後の生活にも深く関係してくるような気がします。